プレイボーイCOMICS 全9巻
作者:本宮ひろ志
出版社:集英社
初出時期:1975年(プレイボーイ)
分野:青年マンガ
ジャンル:青春
内容:日本屈指の大財閥・安田家を継ぐために花嫁探しの旅をする安田一平。
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本宮ひろ志氏の作品と言えば「男」「喧嘩」「義理と人情」といったものが思い浮かびます。
しかしこの作品はちょっと異質で、週刊プレーボーイに連載されていたこともあるのか、
ちょっと官能的なエロチックな部分の強い作品となっています。
まあ、昔から本宮ひろ志氏の描く女性は、けっこうエロチックな感じがすると思っていました。
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主人公の安田一平は、日本屈指の大財閥・安田家の御曹司。
勉強、スポーツすべてにおいてトップの成績で、高校を二年で卒業しました。
そして安田家総帥になるための掟に従い旅に出るのです。
その掟とは、親族一統に認められる妻を一年以内に捜し出すことなのです。
一平は、その旅の中で様々な女性たちと出会っていきます。
その出会いの中から人間として一歩一歩成長していくのです。
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金も力もある男が、花嫁探しの自由気ままな旅をしているという、
エリートの中のエリートの別世界での夢物語みたいな話です。
自分の世界とは別世界を垣間見ることのできるのが、漫画のいいところではないでしょうか。
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1977年には、東宝で映画化されていて、あの夏目雅子も出ていたのです。
けっこう人気があったのか続編も出されましたが、なぜが安田一平が刑事になっていました。
(漫画本エッセイ069)
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